NPO法人むさしの市民エネルギーは、2019年12月14日 武蔵野スイングホール スカイルームにて「住宅のエネルギーを考える講演とワークショップ」を開催しました(開催概要はこちら)。当日は、市民を中心に30名の方が参加し、ワークショップでは活発なディスカッションが行われました。

講演では、建築家の竹内昌義氏から、スーパー台風などによる被害など、気候変動・温暖化によりもたらされている異常気象と被害が冒頭で紹介されました。 また、気候変動・温暖化への対策はこの10年が勝負であり、二酸化炭素を出さない社会システムへの移行が不可欠であること、そのために、住宅の省エネが有効であることなどの話がありました。

ワークショップでは、参加者が戸建て住宅と集合住宅のチームに分かれ、各々自宅の寒さ・暑さを和らげる工夫、省エネの可能性についてディスカッションを行い、最後にその内容を全体で共有しました。

竹内氏からは、窓の二重化、断熱材の補強など、お金をかけて行う省エネを行う手法のみならず、隙間テープやハニカムサーモスクリーンなど、お金をかけず、DIYで実施できる省エネの方法の紹介がありました。また、できるところから取り組みをはじめ、小さくても成果を実感しながら次のステップに進んでいくやり方もお勧めであるとのアドバイスがありました。

参加者からは、断熱DIYをワークショップでやってみたいとの声もありましたので、今後、むさしの市民エネルギーでは、省エネ・断熱をテーマにDIYのワークショップの企画を検討して参ります。 どうぞご期待下さい。